危機に直面するとき。
こんばんは。
先日、ちょっとしたリスクに直面して、ワタワタしました。
今日はそのことを振り返って、この感じ、数ヶ月に一度よく味わう感覚だなぁと思いだしました。
私はどうも、リスクに弱いです。
多分人より石橋を叩きすぎるところがあり、臆病です。
だから、リスクに直面すると、ひどい時は手が震えちゃったり、パニックになったり、自分でもコントロールができなくなることもあります。
リスクって、ある出来事が起こります。
でも、その出来事にどう反応するかは、人によって違います。
大きく反応しちゃって、焦ったり、頭が真っ白になって、パニックになってしまう人もいれば、
感情を脇に置いて、今できる行動を取る人もいます。
はたまた、そんな状況をチャンスと捉えて、勢力的に進んでいく人もいます。
起こった事態に対して、アクションを取れる人ってすごいです。
リスクに直面する機会の回数の違いなのか、リスクの大きさの影響なのか…よくわかりませんが、緊急時に対応できる胆?は少しずつ太くしていきたいなぁと思います。
あるとき、私は、このリスクで手につかなくなることを、相談したことがあり…、そのときに、2つの言葉をいただきました。今日はそのことを思い出したので備忘録がてら書いておこうと思います。
一つは、私は頭が真っ白になってしまって使いものにならない人だから、仕方がない、あきらめてください。
と言うことばです。
だからこそ、日常にコツコツやればいいんです。とも言ってもらいました。
そのとき、私は笑ってしまいました。
仕方がなかったのかと。
その言葉をもらうまでは、ずっと、緊急のときに対応できる人になりたい!って強く思っていたのです。そして、慎重すぎる自分は嫌でした。
でも、自分が臆病で、リスクのときには何もできない人だと思ったら、諦めるしかないです。だから、コツコツ石橋は叩く私で行こうと開き直ることにしました。そしたら、リスクに対してちょこっとだけ恐怖が薄くなりました。
それから、2つ目。
リスクに直面したときでも、自分ではなく、人のリスクに直面したときです。
私は、つい相手の状況を想像して、恐怖を大きく感じてしまう人でした。
ときには、私は同じ状況ではないから、相手の痛みがわかってないんじゃないか…だから、私は相手に何か伝えるなんて、申し訳なくてできない…
そんな風に考えているときがありました。
でも、そんなとき、こんな言葉をもらいました。
人と自分は違うのだと。
一緒になって悲しんだり、辛くなったりして何もできなくなるのは違う。
私が相手を大好きだから、そう一緒の痛みを感じたくなるけれど、私は私の状況で立場で、前を向いて、自分のできることをして、それがいつの日か回り回って、その人のチカラになれる
…そういう方がいいんじゃないの?
と。
そのとき、思いました。
私は私のできることをしていかなきゃいけない。できれば笑って。
私のこころが周りに響くから、
恐怖に怯えるのではなく、
今できることを笑顔でちゃんとやっていこう。
私にとって、リスクに直面することは、いつも、何らかの気づきをもたらします。
今回の危機も、初動の遅さや、自分に甘く事前の備えが不充分だったことを教えくれました。
危機って、怖いけど、
とても興味深い出来事です。
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