絵本『道しるべ』の魅力

こんばんは。

今日は、絵本『道しるべ』の原画展。
今日は、午後、私も参加者として、ワークショップを体験させてもらうことができて、とても贅沢な時間でした。

このところ、自分がワークショップを開催していることが多かったので、参加者としてワークに没頭して、自分の内面を見つめ直す時間を与えていただけたことは、とても貴重で、有り難い時間でした。

この絵本とゆっくり向き合ったのは、実は4度目。
読むたび、気になる場所が変わるのだけれど、今日は、今までで最もページの進む速度が遅かった。初めて時間内に最後まで読み終えられなかったです。

今までは何か心に引っかかっている出来事があって、解決までのストーリーがあるとしたら、そのうちの今いるステージが気になる場面として目に止まることが多かったのだけれど、

今日は、今まで向き合ってきたいろんな出来事が波のように目の前に押し寄せてきて…1ページ1ページを噛みしめるように読んでいた。


真っ暗闇を彷徨う時間、
焦って何かを探す時間、
怒りが溢れてしまう時間、
ビュービュー木枯らしの吹く孤独な時間、
ただただ大泣きする時間
…なんだかどれも経験してきた時間でいろんな想いが言葉にならず、駆け巡っていた。

絵本の半ばで、道しるべとなるラインくんの帽子についている蝶が、主人公クマくんの目の前に飛んでくるシーンがある。


今日はそこに目が止まった。

ワークショップの中で、なぜ今日はこの蝶に目が止まるんだろう?と『?』が登場し、モヤモヤ感のまま帰宅した。

家に帰って改めて絵本を読み直して、ふと気付いた。

私にとって、この蝶は、私の周りのかけがえのない人たち一人一人だったんだなぁと。

ただそばでそっと寄り添って同じ時間を過ごしてきてくれた人たちのことだったんだなぁと。

この蝶を特定の誰かかな?と想像してもしっくりこなかったのに、
落ち込んだ気分のとき、うまくいかなかったとき、一緒に笑ってくれたり、話しかけてくれたり、ただ側にいてくれたり…そういう一人一人の顔を思ったらとてもしっくりきて、感極まった(笑)

酷く孤独を感じた頃もあったけど、
今は全然ひとりぼっちじゃなくて、
たくさんの人に大切にされてたんだなぁと思ったら、涙が止まらなくなった。

1人で読んだだけだったらきっとここまで感じられなかった。今日のワークショップの時間を一緒に過ごしてくれたたくさんの方がいたから、感じれたこと。



家に帰って改めて読んだら、
自分の中にこんなに気持ちを抑え込んでたのかと知ってびっくり。

もし、何か心に抱えてることがある方は、是非一度読んでみてほしいなぁ。

すごくステキな絵本なので、読むたび心が洗われていく気持ちになれるかと思います。

私のオススメ♪


絵本『道しるべ』はこちらから→☆☆☆

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