せかいいちきれいな木

こんばんは。
今日は風がとても心地よい1日でしたね。

働く女性、働くママのための、
こころリラックスな情報をお届けしているtwinkleです。

今日は、寝る前にそっと枕元にあったらステキだなと思う絵本をご紹介♪

彩りがとても美しく、
絵がとても繊細で、思わず手にとってしまった一冊『ピーター』です。

私はこの絵本、絵に惹かれて手に取りましたが、読んでみると、いろんな想いがこの絵本からは感じられて…
こころ揺さぶられた一冊です。

多分、子ども向けというより、
オトナが読むからこそ、感じ取れるものがある…そんな絵本のように思いました。

お話は、小さな弟ピーターが、おかあさんのお誕生日に何かしたい…と思っているんだけど、ピーターはなかなかおかあさんへのプレゼントが決まらない。

お姉さんたちはそれぞれあげたいプレゼントが決まってて、それを進めていて…ピーターは取り残された気分になります。

でも、ある日夢を見ます。

その夢に登場した木があまりにきれいで美しかったので、この『せかいいちきれいな木』をおかあさんに贈りたいとおじいちゃんに相談します。
おじいちゃんは、そのきっかけとなる芽をくれます。
でも、その芽は、おかあさんの誕生日には、間に合わず、ピーターはせかいいちきれいな木をあげられない…

もどかしさみたいなものがたくさん詰まってる絵本なんです。

でも、おかあさんは、そんなピーターの気持ちをいつもちゃんと汲み取ってくれて…最後はせかいいちきれいな木が花を咲かせます。

その木が、この絵本の絵の美しさもあって、とても、シアワセな心地にしてくれる描写なんです♡


なんというか、読み終えると、少年の心の機微や、人の生き様みたいなものをこの絵本から感じます。

なかなか上手くいかなかったり、もどかしさを感じるとき、日常でもあると思うんです。
でも、1日の終わりにこの絵本を手にとれたら、少しシアワセな気持ちを貰えて、もしかしたら、せかいいちきれいな木みたいな、ステキな夢を見られるかもしれません。

とても繊細で美しい、そして、シアワセな心地にしてくれる絵本です。

琴線に触れたら、ぜひお手にとってみてください♪

今晩も、みなさんのもとに、あたたかい時間が流れますように…